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2024.08.26
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2022.02.20
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最近、古民家とまではいかない築30~50年くらいの家のリフォーム前の現地調査をさせていただくことが多いです。
中には、築年数の割にはリフォームせずにそのままでも住めるのではと思う物件もありますし、
築年数の割には傷んでいるな、リフォームしないと住めないなという家もあります。
何が違うのかと考えると、もちろん住んでいる人の使い方、メンテナンスのかけ方の違いにもよるのですが、
その当時の技術をもって、きちんと仕事がされている家、特に雨漏れや構造躯体の歪みが無い状態でずっと持っている家は、状態が良いです。
構造躯体の歪みは、土地自体の地盤沈下などの影響もありますが、
そうなっていない土地でも、中の床が傾いていたり、柱が傾いたりしています。
その原因は、土台や柱を支える基礎や耐震性を考えられた構造が大きく関わっています。
雨漏れについては、これがあると家がかなり傷んでいます。
雨漏れがあって、そこをきちんと直しているとまだよいのですが、そのまま放置すると、すごく家が傷みます。
雨漏れは様々な要因が考えられますが、万が一、雨が入ってきても、
内部に入ってこない造り方がしているのが現代の建物ですので、
その当時も考えられて施工してあればよいのですが、なかなか出来ていないのが現状です。
雨漏れがしているしていないで、家の傷み方・直す箇所が多い少ないが変わってきます。
屋根裏や床下などの見えない部分で雨漏れがあったり傷んでいる場合が多いので、
内部の見えている部分だけのリフォームだけでなく、きちんとした調査をしてリフォームされたほうが良いと思います。
中古物件を購入してのリフォームも同じですので、是非きちんとした調査をして、リフォーム提案を受けてください。
大塚でした。
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