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2024.11.29
お知らせ
2024.11.07
ブログ
歳のせいか本や新聞のページをめくるのがやりづらくなってきました。
まあ体の水分が不足してか(人間の体は60パーセントが水分といわれていますが、私の場合50パーセントあるかしらん)指先の摩擦力がありません。
昔 年配者がよく指先を舐めて本のページをめくるのを格好が悪いと思って見ておりましたが、人のことを言えなくなってきました。
でもなんで水分を補給してやると指先の摩擦力が大きくなるのでしょう?
皆さんは水の化学式はH2Oであることはよくご存じのこととおもいますが、Hは水素Oは酸素なのですけれどもそれがどんな形で
結びついているかご存じでしょうか
図を見ていただければ分かるのですが酸素原子に対して水素原子が2個角度を持ってくっついていますよね。
水素が偏ってくっついているため水分子全体としては電気的に中性なのですが部分的にプラスとマイナスの電荷に極性が生じていることになります。
結果、水分子はお互いに電気的に引き合うことになりくっつきあって(水素結合と言います)水を形作っているわけです。
この引き合う力で水で濡らした紙はノリを付けなくても貼りつきますし撥水面では水は表面張力が生じ水玉ができたりするのは周知のこととおもいます。
水の分子は熱エネルギーを受けて絶えず動いているわけですが温度と圧力によりその形を変えます、
1気圧で0℃の場合は氷になり100℃で沸騰し水蒸気に相を変えます。
さらに熱と圧力を加えると
374℃の熱と218気圧の圧力下では臨界点に達しそれ以上では超臨界水(相が液体でも気体でもない状態)となり
有機物を割と簡単にほぼ完全に分解したりステンレスをも侵すと言われています。
また水が凍るときの膨張圧力はすさまじく隙間を作って水を流し込み硬い花崗岩を割ることもできますし、
ごくありふれた物質であり私たちに不可欠な物質ながら時により色々な顔をみせる、あらためてその興味深さを感じます。
ところで皆さんは滝壺の近くの空気が清々しく気持ちが良いという経験をされたことはありませんか?
レナード効果と言うらしいです。
これは滝で水が落下するとき岩に当たったり滝壺で水しぶきが発生するわけですが、この水しぶきは水分子の小さなクラスター(塊)を形成しており
その表面がプラスの電荷をもつことになるらしく、すぐ周りから電子を奪いヒドロキシルマイナスイオン化するみたいです。
このマイナスイオンの効果と言うことですね。
マイナスイオンについてはその抗酸化作用がいろいろな面でいわれておりますのでここでは取り上げませんが、マイナスイオン優位な空気環境が
体に良いであろうことはなんとなくご賛同いただけるのではないでしょうか。
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近年シックハウス症候群が問題となりVOCに対する規制が強化されたため、新築の住宅での新建材等から出る独特の臭気をあまり感じなくなったかもしれませんが4☆の建材といえどもVOCがゼロではありません。そのため弊社はAIリキッドと称しておりますがマイナスイオン優位な空気環境をつくるための人畜無害な特殊なミネラルを含む液体を主に新築住宅で噴霧しております。これをすることにより空気中の水分子をヒドロキシルマイナスイオン化します。そのマイナスイオンを生成する原理は難しすぎてここではいたしませんが、弊社の社屋、展示場はその施工をしており確かに消臭効果はあり違った空気感は実感しております。
山田でした
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